次は6つめ、
「全部愛してあげられる (簡単だよ、だって君が好きだから)」
です・・・
え?なんでこんなタイトル?
お題ですからね・・・
ええ。初めて恋モノ書きましたよ。
全然わかんない。うん。全ッ然。
内容は日吉の淡い片思いです。
キュンキュン目指したつもりです・・・
でも自信ナシ。
続きを読むリンクから、
読んでもいい方どうぞ・・・
[0回]
書いた事もない恋愛小説。
一体どんなモノになるだろう。
恋した事ない者の書く、ある一ページ。
俺「・・・日吉先輩?」
日「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
放課後の教室。
どんだけベタなんだ、というツッコミは、ナシの方向でお願いします。
俺「・・・一年の教室に、何かあるんですか?」
今は冬。さすがの純和風日吉も、コートとマフラーは欠かせない。
俺だって、ぐるぐる巻きだ。
日「・・・・・・・・・・・・・・コート、」
俺「は?・・・ああ、机に忘れてた・・・」
日「はい」
俺「有難うございます」
チラ・・・
さっきまで降ってた雪が、強い雨に変わった。
俺「あっちゃぁ・・・俺の家遠いんだよなぁ、帰れねーなこりゃ・・・」
日「俺の家、来ますか」
俺「マジで!?日吉先輩が人を家に招くなんて・・・いっ・・・いや、ハイ。すんません。」
また視線の攻撃で負けた・・・!
日「・・・で?」
俺「なんも迷惑かかんねーならいっすよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女子を家に入れるなんて、母が見たら気絶するほどの奇跡だろう。
でも、俺も可笑しい。
後輩に憧れを抱くなんて。
俺「お邪魔します」
意外と礼儀は正しいようで、靴もそろえている。
日「その性格に似合わない礼儀の正しさですね。」
俺「アハハ・・・よく言われますよ。でも、失礼じゃないですか」
今日は、親も、兄弟もいない。
いないほうが、いいかもしれない。(騒がれないから。)
日「どうして、そんな前向きでいられるんですか」
こたつでぬくぬくと、埋まっているその後輩に、声をかける
俺「えー・・・そんな事聞かれても・・・俺だって、本当はこんなキャラ濃くないっす。前なんて、無言に等しかった。跡部さん達のせいですよ」
跡部。確かに尊敬できる部長だが、毎回その口からその名前が出るのも、気に入らない。
俺「・・・ん?どうかしました?それとも俺が跡部さん跡部さんうるさかったですか?」
日「そんなに跡部さんが好きですか」
とっさに出た一言。
せんべいをかじる手が、止まる。
俺「アハハハ!!んな訳ねーじゃねーすかぁwwまさかそれ、本当に思ってたんすか!?俺だったら跡部さん選ぶくらいなら先輩のほうが好きっすよ!」
日「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
今の言葉。「先輩のほうが、好き。」
一日くらい、その言葉を本気にしてもいいですか。
俺は、アンタが好きかもしれない。
雪がまた降り出して、後輩は眠り、
日吉は、そっと、毛布をかけて、呟いた。
全 部 愛 し て あ げ ら れ る
*簡単だよ、だって君が好きだから*
・・・・・・・・・・・・あとがき・・・・・・・・・・・
うっ・・・イタイの書いてすみません・・・;;
正直ここまでよんでくれた貴方に感謝と勇気を称えたいです。
よくぞここまで・・・!!!
甘い小説は初めて書きました。
オールギャグで生きてきたので;;
折角お題にあるのでやってみようかと。
日吉は元々ヒロインに好意のある設定にしていたので・・・。
でも切なく片思い。
そんなんしか書けませんよォォ!!
両想いとかよく分からないんですよ。知らないモンで;
だからきっとまた書いても恋は実りません(笑)
まぁ・・・これを機にまた頑張ります・・・。
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